十三参りとは？
その意味や由来、衣裳レンタルについて
「知恵詣」「知恵もらい」とも呼ばれている十三参りは、数え年で13歳に行う通過儀礼のひとつです。
十三参りの発祥の地は京都とされていて、関西圏では七五三と並んで大切にされている行事です。近年では他の地域にも広がりつつあります。
十三参りについて
How to choose
十三参り選び方のコツ
十三参りとは？
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十三参りとは
十三参りは、数え年13歳の男女が旧暦3月13日に行う通過儀礼です。18世紀の後半に京都嵐山の法輪寺で始まりました。
新暦である現代では、4月13日が十三参りの日といわれていますが、年中ご祈祷は行っており、なかでも3月13日～5月13日の間がおおくいらっしゃいます。
十三参りでは寺社を詣で、好きな漢字を半紙に書いて奉納し、ご祈祷をしてもらいます。
十三参りの発祥の地である京都嵐山の法輪寺では、途中で振り返ると授かった知恵を落としてしまうとされているので、渡月橋を渡り終わるまでは絶対に振り返ってはいけないという言い伝えがあります。
関西では、特に京都・嵐山の虚空蔵菩薩への十三参りが有名で、遠方から詣でる人も少なくありません。東京での十三参りでは浅草寺の虚空蔵菩薩にお参りする人が多いようです。 -
十三参りの服装
十三参りの正式な服装は、男の子は紋付袴、女の子は振袖とされています。
男の子の羽織は、黒や紺のシンプルな無地が人気です。女の子の振袖は、この年齢にしか着られないような可憐な柄や、赤やピンクなどの色が好まれています。
また、女の子は十三参りで初めて「本裁ち」という大人と同じ裁ち方の振袖を着るというしきたりがあります。肩の部分を縫ってサイズを合わせる「肩上げ」をして、参拝後にその糸をほどくという風習は今でも残っています。
現代では、和装ではなく洋装での十三参りも増えているようです。その場合、ワンピースや制服など、フォーマルな服装が好まれています。 -
十三参りの衣裳レンタルと撮影
振袖で十三参りをする場合、和装レンタルを選ぶ人が多いようです。高価な着物を購入しないで済むことや、流行や子どもの好みに合わせて好きな着物を選べるというメリットがあります。
十三参り発祥の法輪寺で期間限定の特設会場で衣裳レンタル・着付・写真撮影がセットになったプランやスタジオ内での写真撮影もあります。
女の子の場合はヘアメイクもついたフルセットが人気です。また、13歳の大切な通過儀礼を家族でお祝いするためのお祝い膳の予約もオプションもあります。
子どもから大人になる貴重な瞬間である十三参りを写真に残し、家族の思い出にしましょう。
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